なくなる事はない「あおり運転」
こんにちは
だんだんと朝の寒さが厳しくなるのを身をもって感じます
2019年、令和元年も終わりに差し掛かろうとしています。道路交通法も改正されたというのに相変わらずニュースで流れる「あおり運転」
はぁ〜とため息が出ます
道路交通法の改正のニュースを見たときから思っていたことですが、少なくはなるかもしれませんが、無くなることはないと。
なぜなら、「あおり運転」をする人に、理性がないからです。
例えば
①荒い運転をする人がいる
↓
②腹が立つ
↓
③警笛を鳴らし追いかける
↓
④強引に車を止める
↓
⑤暴行する
こんな流れがよくある「あおり運転」のパターンだと思いますが、理性のある人ならば③の手前で自分にストップがかかるでしょう。
「あおり運転」をする人は何回も言いますが理性が無いので、その後どうなろうと考える事もなく、その場の感情のみで行動するので問題が起こるのです。
茨城県 常磐自動車道であった事件なんかいい例です。高速道路上に車を止めて暴行をするという、こんな人に理性があると思いますか?
他人に対しての迷惑など考えたこともないでしょう。
ですから道路交通法改正は結果的にダメージがあるだけであって、「あおり運転」の抑止力にはならないのです。なんせ普通の人の精神状態では無いのですから。
それを裏付ける事件が先日ありましたので紹介します。
富山県の国道でトラック運転手を鉄パイプで殴ったとして49歳無職の男が逮捕された。
ツッコミどころ満載ですね…。(49歳無職、鉄パイプ所持)
事件の内容は、乗用車を運転していた容疑者は大型トラックの男性に腹を立てると、強引にトラックを停車させ、その後トラックの窓ガラスを割りドアを開けると、持っていた鉄パイプでトラック運転手の腕や足を殴りつけた。トラック運転手の男性は全治1週間の怪我をおった。
容疑者はその後警察に逮捕され、取り調べに対し、「幅寄せされて腹が立った」と話している。気になる鉄パイプについては「護身用に持っていた」と語っているそうだ。
はい、理解不能でございます。異常です。
映画『羊たちの沈黙』、『ハンニバル』のレクター博士を見ているかのような錯覚に陥る。
俗に言う一般常識のある人間には一生かけても理解出来ない領域にきている。
少しでも「あおり運転」を無くしたいのであれば、国が本気になるしか無い。運転免許保持者ひとりひとりとコンタクトをとって「あおり運転」を犯す可能性があると判定された人間は免許取消し。それでいくらか減るだろう。後は今の30倍くらいにパトカーを増やし24時間パトロールをする。
まあ、無理な話だが。
結果としては「あおり運転」が無くなることは無い。そして、未然に防ぐ方法もない。
唯一できる事と言えば、怪しいやつを見極める嗅覚を身につけることだ。
怪しいやつに近づかなければ、被害者になる確率を幾らか減らせると思っている。
例えばわかりやすく言うと、『やたらと車線変更をする』、『他の車に比べて明らかにブレーキランプのつく頻度が高い』、外からでも車内が確認できるのであれば『運転手が異常によく動く』などの「普通じゃない」行動を見逃さないことが大切である。
僕は通勤でバイクに乗る。車からすればバイクはチョロチョロと走り回り迷惑な存在だ。
その上バイクに乗らない方はバイクを軽視している感がある。
という事を僕は認識した上で運転している。
つまり、日々アウェーなのだ。
そうすると、良い意味で「疑心暗鬼」になる。
誰も信用できない状況が「リスクの芽」を摘む
こういった環境から、人より「危険予知能力」が優れている自信があります。
「あおり運転」をするような人間に何を言っても無駄なのだから、自分の身は自分で守るしかないのです。
「普通じゃない」匂いを五感全てを使って感じとって下さい。