話題の『アビガン』コロナウイルスの治療へ!
2020年2月22日
数字の2がたくさん並んだ日
現在世界的に猛威を振るっている新型コロナウイルス(COVID-19)の治療薬として【新型インフルエンザ薬】として日本政府が備蓄している『アビガン』が使用できるか検討中だと明らかにした
『アビガン』聴き慣れない名前だ
それもそのはず、2014年に「政府が許可した場合のみ」の条件付きで承認された薬です
タミフルなどの抗インフルエンザ薬が効かない新型インフルエンザが流行した場合、政府の判断で使用出来る薬となっています
決して一般には出回る事のない治療薬です
副作用が出る恐れがあるとして妊婦には使用できません
また、エボラ出血熱に対する効果も期待され、実際に投与もされたが現在まで治療薬の承認はされていません
新型コロナウイルスは存在が確認されてから2か月ほど経つが、いまだに治療薬がありません
世界保健機関(WHO)は抗HIVやエボラ出血熱で使用された治療薬を、新型コロナウイルスの治療に使えないかと臨床研究を進めている。日本でも抗HIV薬が使えないか研究を重ねています
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新型ウイルスの治療薬を0から開発するのではなく、既存の実績のある治療薬の成分を変えて新型ウイルスに効果があるか研究しています
いままで地球上に存在していないウイルスだとしたら既存の治療薬で治す事は出来ないでしょう
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政府も対策に追われる中で、厚生労働省から新型コロナウイルスに対してのQ&Aを公開しています
その中から私達の日常生活において重要と感じた部分を抜粋してみた
Q .潜伏期間はどれくらいか?
A .現時点での潜伏期間は1日~12.5日(多くは5日~6日)とされています
A. 現時点では「飛沫感染」と「接触感染」の2つが考えられる。「飛沫感染」の注意点は屋内などで、お互いの距離が十分にとれない状況で一定の時間を過ごしたとき
Q. 一般的に濃厚接触とはどのような事でしょうか?
A. 必要な感染予防策なしで手で触れること、または対面で会話することが可能な距離(目安として2メートル)で、接触した方などを濃厚接触者としています
Q. どのように診断しますか?
A. インフルエンザの検査と同じように綿棒でのどをぬぐってとった液体のウイルス遺伝子の有無を確認します
Q. マスクが手に入りにくいですが、いつになったら手に入るようになりますか?
A. マスクは官民が協力して、国内生産体制の強化や輸入品の確保に取り組み、例年以上の枚数(毎週1億枚以上)を皆さまにお届けできるようなりました
このようになっています。
他にも色々なQ&Aがあります、厚生労働省のHPからご覧になってください
感染者数は増えていますが、政府も沈静化に向けて取り組んでいます。
私達に出来る予防をしっかりとして、冷静に向き合いましょう。