紅生姜と牛丼と私
こんにちは
寒さがドンドンと乱暴に足音を立てて近づいてきてます。朝の着替えはヒートテックお願いします!帰ってきたらヒートテックありがとう!と、私の敏感肌を守ってくれるユニクロありがとう!
紅生姜と牛丼と私
このようなタイトルをつけると平松愛理さんの
【部屋とワイシャツと私】を思い出す同世代の方。それは人間の本能です安心してください
さて、ワイシャツトークはさて置き、私は紅生姜が大好きです。生姜が好きというより紅生姜が好きなんです。
某牛丼チェーン店で飲食する時、牛丼を食べるぞっ!というより(紅生姜を乗せた牛丼と呼ばれる全体的に茶色い丼物を食べる)が私の脳内を支配し、快楽物質と呼ばれるドーパミンを絶え間なく分泌します。
店内に入り注文を済ませ、椅子に座り注文の品を待ってる間、私はまるでおあずけをくらった犬のように開いた口の隙間から絶え間なく唾液をしたたらせ、永遠とも思える1分1秒の時の長さを感じながら、必ず来るであろう幸福へのカウントダウンを両手をグーにして静かに待っているのです…。
お待たせしましたっ!
あーーっ、私を絶頂へと誘う茶色いキャンパス
どんぶりを左手で持ち、主役の待つ楽屋へそっと近づける。右手で楽屋のドア(フタ)をそっと開け、極小サイズのトングに持ち替える
昂る私の気持ちは1度で沢山の紅生姜を掴みたいと脳に指令を出しトングの最大開度を調節すべく右手親指、人差し指、中指を巧みに使いトングをカスタムし、いざ主役降臨!
引き上げた右手の先には紅に染まったこの俺を
よりも紅に染まったショウガ科の多年草の千切りが!
そっとキャンパスに乗せ茶色と赤色のコントラストを目で楽しんだ後はもう味がどうだ、食感がどうだ、旨味がどうだはどーでもいい。歴史博物館の人間型ロボットのように、左手はそっとどんぶりにそえたまま右手を上下させるだけ…そう、 それだけでいい…。
腹の底から絞り出すようなかすかな声で
ごちそうさまでした
そうつぶやいた私は口の中にわずかに残った
紅生姜&ライスを舌先ですくい再び食道へと運び込むとコップのお茶を飲み干し静かに席を立つのであった。
お店の外へ出るとこれぞ秋晴れと言わんばかりの晴天が私をお出迎えしてくれた。目を細め空を見上げる私に…
NICE FIGHT ❗️
まるで私vs紅生姜の死闘をみていたかのようにおてんと様の声が聞こえたようだった…。
これからも私は戦い続ける…空に太陽がある限り、ならぬ、牛丼屋に紅生姜がある限りだ。
紅生姜と牛丼と私。世の中がどんなに変わろうと私達の関係は変わらない。馴れ合いではなく
お互いを認め合った上で続く関係性。
限りなく透き通った高純度の想い…。
世の中でLOVE and PEACEが叫ばれているが
あえて私はこう叫ぼう!
LOVE
and
BENISHOUGA❗️
YES❗️