最新の抵抗力アップ術 ウイルス感染にはビタミンD!
今回は、体内にビタミンDを増やすことにより
どういった事が起こるかを紹介していきたいと思います。
『ビタミンDがインフルエンザを予防する』
と言ったお話を聞いたことがあるでしょうか?
では、現在世界中で猛威を振るい感染拡大している「新型コロナウイルス」の感染予防にもビタミンDは効果的なのでしょうか。
結果から言いますと『効果的である』と言えるでしょう。
その理由は、ビタミンDの素晴らしい働きを紹介していきますので、最後までお読みになって納得していただけたらと思います。
先ほどビタミンDがインフルエンザを予防すると書きましたが、【東京慈恵会医科大学】の研究結果になります。
ビタミンDと感染症との関係を1万1000人分のデータを元に分析しました。
結果、ビタミンDの錠剤を「飲んだ」グループは、「飲んでいない」グループに比べてインフルエンザや気管支炎、肺炎などの呼吸器感染症の発症が2割少なかったとされています。
体内のビタミンDを増やすにはどうしたらいい?
体内のビタミンDを増やすには方法が3つあります
① 日光浴をする
日本ビタミン学会は日光浴をすることで、ビタミンDを生成するのに必要な時間は
【夏季】 1日あたり約30分の日光浴
【冬季】 1日あたり約1時間の日光浴
以上の時間を推奨している。
日光浴のみで感染症予防するにはおよそ1時間以上の日光浴が必要になります
ウォーキングやジョギングをする時間があれば1番健康的な日光浴の方法でしょうが、忙しくて時間の取れない方には次のような方法もあります。
② 食事から取り入れる
『最低』 5.5マイクログラム
『最高』 50マイクログラムを推奨しています
【目安として魚の(イワシ100g)で50マイクログラム】
ビタミンDを含む食材
魚類
サケ、サンマ、イワシ、カツオ、マグロ、ブリ、サバなど…。
きのこ類
キクラゲ、干しシイタケ、しめじ、えのき茸
また、卵黄にも多く含まれる。
毎日の食事にこれらの食材を取り入れて、ビタミンDを摂取しましょう。
次は最後です
③ サプリメントを飲む
ビタミンDを増やす方法として、日光浴、食事と紹介しましたが、どちらも訳あって難しい。という方にはサプリメントを飲むのがオススメです。
北欧では日照時間が短い冬季は、日光浴が難しいため、積極的にビタミンDのサプリメントを飲むそうです。
日本でもビタミンDのサプリメントは販売されているので、ドラックストアなどでお買い求めいただけます
まとめ
新型コロナウイルスの感染予防にマスクやアルコール消毒なども大事ですが、カラダの抵抗力を高める事が重要で、自己防衛の基本と言えます。
同じ環境の中にいても、インフルエンザに感染する人、しない人がいたり、毎年インフルエンザに感染する人、感染した事が無い人がいるのはカラダの抵抗力の違いが大きな要因です。
ビタミンDが不足していると抵抗力が低下して感染しやすくなります。新型ウイルスもインフルエンザも同じ呼吸器疾患の感染症なので、ビタミンDは新型ウイルスにも効果が期待できます。
充分な睡眠と、栄養のある食事とビタミンDを摂ってカラダの中からウイルスに対抗するチカラをつけましょう。