日本人の心『こたつ』に隠された病気リスク
こんにちは
あと数ヶ月はお世話になるであろう『こたつ』ですが、優しく温かく包み込んでくれる反面、実は…病気のリスクがあるというのですよ…。
そんなはずは無い!あくまでも優しく、温かく何も言わずに私達を向かい入れてくれる4名様限定(犬、猫等のペットは数に含まない)の屋内用下半身暖房装置『こたつ』
KOTATSU!
今回は『こたつ』の醍醐味!私が考えうる贅沢ベスト50にランクインするであろう『こたつ寝』の危険性について紹介します。
正しい知識で『こたつ』と向き合い、笑顔で春に「バイバイまた秋にね!」が出来るように少しでも覚えていってください!
•『こたつ寝』のリスク
温かくて気持ちがよくなり、ついつい『こたつ』の中で寝てしまった経験ありますよね?
誰が悪いわけでは無いんです…しいて言うなら『こたつ』の優しさ…。うん…優しさ…。
注意して下さい!
便秘、脱水症状、心筋梗塞がリスクの中心になりますが、『こたつ』の中に入っている体の場所(主に下半身)と『こたつ』から出ている体の場所(主に上半身)の温度差が風邪の原因にもなります。
部屋の暖房をつけずに『こたつ』に入って寝てしまうと体にかなりの温度差が生じます。部屋が寒ければ寒いだけ体にとっては負担になります。部屋の暖房をつけるのではなく、『こたつ』で寝ないように気をつけましょう。
•『こたつ』で寝ても疲れは取れないし、熟睡は出来ない!
疲れが取れない、熟睡出来ないは自律神経の乱れに問題があります。
簡単に説明すると、人間は起きて動いている時間は『交感神経』が優位に立ち、寝る時間(体を休める時間)は『副交感神経』が優位に立ちます。睡眠時によくトイレに起きるという方、うまく『副交感神経』に切り替えられていない可能性があります。ばっちり『副交感神経』モードに入ると、『脳』が睡眠を最優先するためトイレの「小」くらいはできる限り後回しにします。朝起きてすぐに「小」がしたくてパンパンだったらうまく睡眠が取れているのではないでしょうか。切り替えられていない原因として、最近では寝る前にスマホの明るい画面を長時間見ているなど、目から入ってくる情報はとても多く、周りが暗くなれば『副交感神経』モードに、明るくなれば『交感神経』モードに切り替わるように人間の体は出来ています。
工場系の仕事の方で、夜勤をされている方もいると思いますが、確実に体には負担がかかると思います。
なぜなら、先程の話で、「目から入ってくる情報はとても多い」と書きましたが、暗い時間帯に集中して仕事をする、明るい時間帯に睡眠を取る、という本来の生活と逆の生活をしてるので自律神経のセンサーが狂い、今が昼なのか夜なのか体がわからなくなるのです。そうなる事によって睡眠の質は格段に下がります。睡眠は『脳』を休める事です。自律神経を切り替えるのも『脳』です。
脳が冷静な判断を出来ない状態では、質の良い睡眠が取れないのがお分かりいただけたでしょうか?
話を『こたつ』に戻します。
『こたつ寝』において何が自律神経を狂わせるかと言うと、温度です。
『副交感神経』モードに入ると体温が下がり、睡眠準備に入りますが、『こたつ』によって温められているので、自律神経が上手く切り替え出来ないのです。
『こたつ』で寝て、起きて『ん〜〜スッキリしたー!』という人は少ないと思います。変なダルさを感じると思います。
私も何回も『こたつ寝』を経験したことがあるのでわかりますが、最高に気持ちがいいです。
しかし、長々と書きましたが体には負担しかありません。
もし、『こたつ』の中で、「夢の中に」落ちそうになったら全身の力を振り絞って出てください!
『こたつ』はあまりにも優しい…しかし、優しいが故に残酷なのです…。