『防衛食材』胃や肝臓に優しい食材!
こんにちは
お正月から半月程すぎて「日常」に戻っておられる事と思います。
お正月や新年会で酷使している「胃」や「肝臓」を優しくいたわり、優しく守る『防衛食材』を管理栄養士さんの話を元に、ご紹介して行きたいと思います。
•肝機能を促進させる食材
お酒を飲むことで負担がかかる肝臓ですが、飲み過ぎで肝臓がアルコールを処理できなくなると、悪酔いや二日酔いの原因になります。
そこで大事になるのが肝機能を高めることです。
お酒を飲む前に、肝機能を促進させる「クエン酸」や「酢酸」を摂取するのが効果的です。
食材でいうと梅干しやレモン等の柑橘類です。
•梅干しを取りすぎると塩分過多になるので注意して下さい。
•アルコールの吸収を穏やかにする食材
脂肪分が効果的で、チーズや牛乳などの乳製品が良いとされます。胃壁に脂肪の膜を作ることで、アルコールの吸収を穏やかにして、悪酔いしにくくなるようです。
また、胃壁を保護するのに効果的な食材として、納豆や山芋などのいわゆる「ネバネバ系」の食材が良いとされます。
二日酔いの原因には「アセトアルデヒド」という有害物質にあるとされていて、この「アセトアルデヒド」は「酢酸」に分解されます。その分解能力が生まれつき低い人は、吐き気などの不快な症状が出やすいと言われます。
(お酒が苦手という人がいるのはこう言った理由なんですね、無理にすすめるのは止めましょう。)
しかし、お酒が苦手でもしょうがなく飲みに付き合わないといけない。という人にオススメな食材が『チーズ』です。
チーズは「アセトアルデヒド」の分解を促進するのに役立つ「タンパク質」です。チーズは先程も紹介したように脂肪分でもあり、胃壁を保護してくれる効果もあるので促進と保護のダブルの効果がある食材です。食べない理由が有りませんね!
また、枝豆もオススメ食材です。成分的な話になりますが、アルコール代謝を促進するビタミンB1と肝臓の働きを高める「コリン」が豊富な食材です。
おつまみとして人気の食材ですが、選ばれるのにはしっかりとした理由があるんですね!
食材を知ることで、体にとって良いもの、悪いものが見えてきます。
が、やはり食べ過ぎ、飲み過ぎはいくら身体に良い食べ物を摂取したとしても限界があります。一番良いのは適量です。
『防衛食材』を摂取して、できるだけ身体を労わりながらお酒や食事と向き合って行きましょう。