日本の信号機 いちばん右は「赤?青?」
こんにちは
愛知県地方は日中暖かささえ感じる陽気ですが、夜は風が出てかなり冷え込みます。
さて、近年では若者の車離れが進んでいますが、まだまだ日本は車社会と言えるでしょう。
車の運転中に必ず目にするもの…それは信号機ですね。
みなさん信号機の「赤、青、黄色」の配置を間違いなく並べられるでしょうか?
日本国内においては信号機の色の配置は法律で決められています。通常の「横型」信号機はもちろん、豪雪地帯によく見られる「縦型」の信号機も同じです。
横型の信号機では「赤はいちばん右」
左から「青、黄色、赤」の順番で並んでいます。
この色の並びには日本の道路事情に深い関わりがあるのです。
それは…。
左側通行‼︎
そうです、日本の道路が左側通行である為に、信号機のいちばん右は「赤」なのです。
その理由として、赤は止まれ。ですよね?
信号機の色の中で最も重要な色です。例えば、信号機が故障して交差点内の全ての信号機が「青」を表示したら…交差点内で事故が起こる確率が高くなりますよね?。
では、交差点内の全ての信号機が「赤」を表示したら…。交差点に入る停止線で止まるので事故を起こす確率は低くなります。
このように信号機の「赤」は事故を防ぐ確率が最も高い色として、最も運転手に見えなければいけないのです。
もし、「赤」がいちばん左側に配置されていたら。左側通行の日本では歩道の街路樹や看板などで、信号機が見にくくなってしまう可能性がある。万が一そうなってしまった場合、歩道側からいちばん遠い右側に「赤」を配置する事で、運転手の目に可能な限り「赤」を見せるのが目的です。
なので、信号機のいちばん右は「赤」なのです
海外の右側通行の国では、「赤、黄色、青」と日本と逆になっているようです。
また、縦型の信号機では3色の車両用、2色の歩行者用とも、「いちばん上が赤」と法令で決められています。
いちばん上が「青」だったら、空の青色の中に紛れてしまって視認性が悪いからという理由があるらしいです。
普段何気ない物にもひとつひとつ意味があるのですね。